DataMagic 技術コラム Vol.1

〈文字コード変換:EBCDICとShift_JISの相互変換編〉

はじめに

メインフレーム/ミッドレンジコンピュータやUNIX/Linux/Windowsなどのマルチプラットフォーム環境でシステム連携を行う際には文字コードの差異に悩まされる状況は数多く存在します。例えば、メインフレームのデータをWindows環境で利用するようなケースでは、OSのユーティリティなどを利用して文字コードを変換する作業が発生します。

しかし、DataMagicを用いることにより、異機種の文字コードを一括で変換することが可能となり、運用ツールとの組み合わせなどにより文字コード変換の自動化も可能となります。メインフレーム/ミッドレンジコンピュータ/UNIX/Linux/Windowsなどのマルチプラットフォーム環境を持つユーザ、また取引先との連携において文字コードの差異をカバーする必要のあるユーザにとって、非常に利便性の高い機能を提供します。

  • ”HULFT”をご利用いただく場合、ファイル転送中に上記コード変換を行うことが可能です。

なお、本TIPSを利用するには、DataMagicがコンピュータにインストールされていることが条件となります。DataMagicの入手先やインストール方法などについては、別稿の「DataMagicをインストールする」を参照してください。

操作方法

手順1 - コード変換対象のテキストデータを用意する

まずは、メインフレームのデータを用意します。データが用意出来たら、DataMagicが導入されているPCの下記のフォルダに保存します。
C:\work\SAMPLE1\(”in”というファイル名で保存)

  • 今回のTIPSではIBM(zOS)の文字コードの固定長データを利用します。

» 変換元データのダウンロード(注:サンプルファイルはzip形式となります。解凍してからご利用ください。)

手順2 - DataMagicのスクリプトファイルをダウンロードし設定する。

IBMメインフレームのデータをShift_JISに変換するには、下記のスクリプトファイルをダウンロードして、DataMagicがインストールされているフォルダに保存します。C:\work\SAMPLE1\(”sample1.igen”というファイル名で保存)

DataMagicの管理画面を起動し、ダウンロードしたスクリプトファイルをDataMagicに取り込みます。取り込みはスタート画面の[ツール]にある[管理情報インポート]アイコンをクリックします。管理情報インポート画面においてダウンロードしたファイルを指定し、インポートボタンをクリックします。取り込みが成功すると、データ加工情報一覧画面にSAMPLE1というIDが登録されます。

» スクリプトファイルのダウンロード(注:サンプルファイルはzip形式となります。解凍してからご利用ください。)

手順3 - DataMagicを実行する

手順2において登録したSAMPLE1というデータ加工情報IDをダブルクリックし、入力設定および出力設定のファイル名が正しく設定されていることを確認します。DataMagicはコマンド起動、GUI起動の両方をサポートします。(今回は画面からの実行を行う)画面からの実行は、SAMPLE1のデータ加工情報IDを開き、画面上部にある「実行」ボタンから行います。

手順4 - 実行結果を確認する

手順3において実行が完了すると、出力設定において指定されたC:\work\SAMPLE1\に”out”というファイルが出来ているのでメモ帳等のエディタで確認して下さい。

最後に

今回はEBCDICからShift_JISへの変換を行いましたが、DataMagicでは、その他多くの文字コード体系に幅広く対応しています。IBMメインフレーム以外の文字コードを変換する場合には、手順2のデータ加工情報を変更し、各機種に該当する入力ファイルを用意することで対応が可能です。また、DataMagicはコマンド起動が可能なので、ジョブ管理ツールなどと併用すれば、より使い道は広がります。ぜひ、DataMagic評価版をダウンロードして、技術コラムの解説をお試しください。

  • 評価版は無償で60日間ご利用いただけます。
  • 評価版のお申し込み後、90日間の技術サポートを無償でご利用いただけます。
漢字コード変換 Shift_JIS⇔UTF-16(HULFT7 未対応)⇔UTF-8⇔EUC⇔NEC漢字⇔IBM漢字⇔JEF⇔KEIS⇔JIS(HULFT7 未対応)⇔Shift_JIS、1バイトコード変換 ASCII⇔ASPEN⇔カナ文字⇔IBM英小文字⇔IBM英小文字拡張⇔NECカナ文字⇔英小文字⇔ユーザテーブル⇔ASCII

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