DataMagic 技術コラム Vol.6

(番外編)HULFT-HUB+DataMagic連携事例

はじめに

今回は、これまでご紹介させていただいたDataMagic技術コラムのTIPSを活用した実際の事例をご紹介致します。DataMagic、およびHULFTの関連製品を組み合わせてご導入いただき、データ連携における運用効率を大幅に改善した金融業様の事例になります。

背景

金融業において、店舗や事務センターでの事務手続きを効率化する事務システムは非常に重要な位置づけになります。金融業A社様では、事務手続きに必要な口座情報を基幹系ホストから取り込み、事務システムで処理を行っていました。しかしながら、業務量・データ量の増加に伴う事務システム側のサーバー台数の増加や、顧客の口座情報を扱う上で必要となるセキュリティ対策など、システム全体の運用管理が大きな負担となってきましたので、中継システムを強化するための再構築に踏み切りました。

既存のシステム構成

当初は、基幹系ホストとHULFTでデータ連携する事務システム側のサーバーが5台程度の小規模で限定的なシステム構成でした。また、基幹系ホストのセキュリティを最優先に考え、以下のインターフェース方針にて構築を実施していました。

インターフェース方針

  • データ連携には暗号化機能や履歴管理機能が豊富なHULFTを標準採用
  • 中継システムとなるIFサーバーを構築し、ホストとの直接的なデータ連携を禁止
  • 基幹系ホストとデータ連携する業務を限定し、必要最低限のサーバーのみアクセス

数年後には、当初の想定よりも業務量・データ量が増加し、事務システム側のサーバーが50台以上にも膨れ上がります。その結果、様々な課題が浮上してきました。

既存システムの課題

既存システムは、事務システム側のサーバーが増加するに連れ、システム全体が複雑化していき、転送設定や転送ログの確認、マスターの同期など、運用管理における多くの課題がありました。絶対的なセキュリティ確保のために、多くの犠牲を払うことになり、増加する業務量・データ量に追いつかない状況でした。

課題

  • 1つの業務処理で複数の転送設定が必要(A→Dに送りたいが、A→B→C→Dの各転送設定が必要)
  • トラブル発生時には関連する複数箇所の転送ログを確認しなければならない(A、B、C、Dの各転送ログの確認が必要)
  • コード変換マスターがホストや各事務システムに散在(50ヶ所)し、マスターの同期が困難

「HULFT-HUB」&「DataMagic」による解決策

中継システムとなるIFサーバーにHULFT-HUB、およびDataMagicを導入し、既存システムの課題を解決しました。

課題解決のポイントは以下の3点になります。

解決ポイント

  • HULFT-HUBの自動ルーティング機能により、1つの業務処理に対して、複数の転送設定が不要
  • HULFT-HUBの統合履歴管理機能にて、全てのHULFTの転送ログを1ヶ所で統合管理
  • DataMagicのコード変換機能を利用し、散在していたコード変換業務を1ヶ所に集約

まとめ

HULFT-HUB、およびDataMagicを組み合わせることで、絶対的なセキュリティを確保した上で、スマートな運用を実現し、セキュリティと効率化の両立を実現しました。

導入効果

今回はHULFT-HUB、DataMagicの組み合わせによる連携事例をご紹介させていただきました。ぜひ、HULFT-HUB、DataMagic評価版をダウンロードして、技術コラムの解説をお試しください。

運用管理工数を70%削減
HULFT-HUBの自動ルーティング機能により、セキュアな転送経路を実現し、転送設定の工数を大幅に削減しました。
トラブル対応時間の短縮
HULFT-HUBの統合管理機能により、1ヶ所から全ての転送ログの管理を実現しました。
50ヶ所に散在していたマスターの集約化
コード変換マスターをIFサーバー1ヶ所に集約することでマスター同期の手間が不要になりました。
  • 評価版は無償で60日間ご利用いただけます。
  • 評価版のお申し込み後、90日間の技術サポートを無償でご利用いただけます。

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