DataMagic 技術コラム Vol.7

〈流通BMS⇒CSV変換編〉

はじめに

流通BMS(流通ビジネスメッセージ標準の略)とは、経済産業省の「流通システム標準化事業」により、日本チェーンストア協会(JCA)、日本スーパーマーケット協会などの業界団体が作成した電子商取引(EDI)の新しいガイドラインです。流通BMSの普及によって、流通業界全体の業務効率化・コスト削減につながると期待されています。

流通BMSでは、メッセージの表現形式として“XML”が採用されていますので、アプリケーション側が直接XML形式のデータを取り扱えない場合には、既存の社内フォーマットに変換しなければなりません。

DataMagicを活用することで、XML形式から固定長形式やCSV形式へのフォーマット変換が行えますので、流通BMSのデータを自社システムへ簡単に連携することができます。

本TIPSでは、流通BMSフォーマットとなるXMLデータをShift_JISのCSVデータに変換する例を紹介します。今回はXMLメッセージ Order (発注)における「取引明細(lineItem)」をレコードとして抽出します。なお、本TIPSを利用するには、DataMagicがコンピュータにインストールされていることが条件となります。DataMagicの入手先やインストール方法などについては、別稿の「DataMagicをインストールする」を参照してください。

操作方法

手順1 - コード変換対象の固定長データを用意する

まずは、流通BMSフォーマットとなるXMLデータを用意します。データが用意出来たら、DataMagicが導入されているPCの下記のフォルダに保存します。
C:\work\SAMPLE7\(“in”というファイル名で保存)

» 変換元データのダウンロード (注:サンプルファイルはzip形式となります。解凍してからご利用ください。)

手順2 - DataMagicのスクリプトファイルをダウンロードし設定する

流通BMSフォーマットとなるXMLデータをCSV形式のShift_JISに変換するには、下記のスクリプトファイルをダウンロードして、DataMagicがインストールされているフォルダに保存します。
C:\work\SAMPLE7\(“sample7.igen”というファイル名で保存)

DataMagic の管理画面を起動し、ダウンロードしたスクリプトファイルをDataMagicに取り込みます。取り込みはスタート画面の[ツール]にある[管理情報インポート]アイコンをクリックします。管理情報インポート画面においてダウンロードしたファイルを指定し、インポートボタンをクリックします。取り込みが成功すると、データ加工情報一覧画面にSAMPLE7というIDが登録されます。

» スクリプトファイルのダウンロード(注:サンプルファイルはzip形式となります。解凍してからご利用ください。)

手順3 - DataMagicを実行する

手順2において登録したSAMPLE7というデータ加工情報IDをダブルクリックし、入力設定および出力設定のファイル名が正しく設定されていることを確認します。画面から、SAMPLE7のデータ加工情報IDを開き、画面上部にある「実行」ボタンから行います。

手順4 - 実行結果を確認する

手順3において実行が完了すると、出力設定において指定されたC:\work\SAMPLE7\に“out”というファイルが出来ているのでメモ帳等のエディタで確認して下さい。

最後に

今回は流通BMSフォーマットのXMLメッセージ Order (発注)の変換サンプルでしたが、DataMagicには標準で流通BMS 基本形Ver.1.3におけるXMLメッセージテンプレートが登録できます。このテンプレートを使用することで、簡単にXMLから各種データ形式に変換することが可能です。ぜひ、DataMagic評価版をダウンロードして、技術コラムの解説をお試しください。

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