DataMagic 技術コラム Vol.16

〈ファイルマージ編〉

はじめに

前回の技術コラム(Vol.16)では、営業部門別の売上集計や全社の人件費の集計、部門毎の人件費集計など、集計処理について解説しました。これらのような集計処理を行う場合は、複数存在するファイルを事前にマージしなければなりません。

複数のファイルをマージするだけであれば、一見単純に見えますが、マージする前に各ファイル毎にソートが必要になるなど、個別にコーディングすると、煩雑なプログラミングが必要になることも多く、開発工数が予想以上にかかります。

DataMagicであれば、単に複数ファイルをソート・マージするだけでなく、複数ファイルで重複したレコードを削除してマージすることも簡単に行うことが可能です。

本TIPSでは、各部門で管理する複数の顧客マスタを、マージ統合する例を紹介します。なお、本TIPSを利用するには、DataMagicがコンピュータにインストールされていることが条件となります。DataMagicの入手先やインストール方法などについては、別稿の「DataMagicをインストールする」を参照してください。

操作方法

手順1 - 変換元データを用意する

まずは、変換元データとなるCSVデータを用意します。データが用意出来たら、DataMagicが導入されているPCの下記のフォルダに保存します。
C:\work\SAMPLE16\(“in1”,”in2”,”in3”というファイル名で保存)

» 変換元データのダウンロード (注:サンプルファイルはzip形式となります。解凍してからご利用ください。)

手順2 - DataMagicのスクリプトファイルをダウンロードし設定する

下記のスクリプトファイルをダウンロードして、DataMagicがインストールされているフォルダに保存します。
C:\work\SAMPLE16\(“sample16.igen”というファイル名で保存)

DataMagic の管理画面を起動し、ダウンロードしたスクリプトファイルをDataMagicに取り込みます。取り込みはスタート画面の[ツール]にある[管理情報インポート]アイコンをクリックします。管理情報インポート画面においてダウンロードしたファイルを指定し、インポートボタンをクリックします。すると、データ加工情報一覧画面にSAMPLE16というIDが登録されます。

» スクリプトファイルのダウンロード(注:サンプルファイルはzip形式となります。解凍してからご利用ください。)

手順3 - DataMagicを実行する

手順2において登録したSAMPLE16というデータ加工情報IDをダブルクリックし、入力設定および出力設定のファイル名が正しく設定されていることを確認します。画面から、SAMPLE16のデータ加工情報IDを開き、画面上部にある「実行」ボタンから行います。

手順4 - 実行結果を確認する

手順3において実行が完了すると、出力設定において指定されたC:\work\SAMPLE16\に“out”というファイルが出来ているのでメモ帳等のエディタで確認して下さい。

最後に

今回は3ファイルに分かれたデータの重複レコードを削除しマージしましたが、マージ対象とするファイルは最大20ファイル、マージする際のキー指定も複数指定を可能としております。これまで、紹介した機能と組み合わせることでさらに高度な変換を簡単に実現します。
ぜひ、DataMagic評価版をダウンロードして、技術コラムの解説をお試しください。

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