HULFT10 主なリリース情報
2025年11月6日(木)HULFT10 API Gateway Ver.10.3.0 リリースのお知らせ
リリース日
2025年11月6日(木)
主なリリース内容
接続先ホストのHULFT8(Ver.8.4以降)対応
HULFT10 API Gatewayにて管理することができるHULFTのバージョンについて、これまではHULFT10以降のみが対象でしたが、新たにHULFT8(Ver.8.4以降)にも対応を広げました。
| 機種 | 製品名 | バージョン | 管理保証 |
|---|---|---|---|
| Mainframe | HULFT8 for zOS | 8.4.0~ | 〇 |
| HULFT8 for MSP | 8.4.0~ | 〇 | |
| HULFT8 for XSP | 8.4.0~ | 〇 | |
| Windows | HULFT8 for Windows | 8.4.0~ | 〇 |
| UNIX/Linux/zLinux | HULFT8 for UNIX | 8.4.0~ | 〇 |
| HULFT8 for Linux | 8.4.0~ | 〇 | |
| HULFT8 for zLinux | 8.4.0~ | × | |
| IBM i | HULFT8 for IBMi | 8.4.0~ | 〇 |
稼働環境の対応OS追加
HULFT10 API Gateway の稼働環境について、下記のOSに新たに対応しました。
これまでのWindows環境に加え、Red Hat Enterprise Linuxでもご利用いただけるようになり、より多様なシステム環境での導入が可能になりました。
| 製品名 | 対応OS |
|---|---|
| HULFT10 API Gateway(Linux) |
|
その他の追加・変更内容
その他にも機能強化や不具合修正を行っております。
詳細についてはリリースノートをご参照ください。
2025年10月3日(金)HULFT10 for Container Services / Container Platform Ver10.5.0 リリースのお知らせ
リリース日
2025年10月3日(金)
主なリリース内容
フォーマット/マルチフォーマット転送対応
フォーマット転送およびマルチフォーマット転送の集信に対応しました。
これによりフォーマット転送およびマルチフォーマット転送時に、送信先のホスト(集信側)でコード変換を行えます。
マルチAZ構成の対応
HULFT10 for Container ServicesのAWS Fargateについて、マルチAZの構成に対応しました。
障害等の発生時でもシステムを自動的に別のアベイラビリティゾーンに切り替え、業務を止めずに継続できるだけでなく、可用性やスケーラビリティの点でもメリットがあります。
| 製品名 | 種別 | バージョン | シングルAZ | マルチAZ |
|---|---|---|---|---|
| HULFT10 for Container Services | EC2 | Ver.10.0.0~ | 〇 | × |
| Fargate | Ver.10.1.0~Ver.10.4.0 | 〇 | × | |
| Ver.10.5.0~ | 〇 | 〇 |
WebAPIの拡充(管理情報対応)
HULFT for Container Services / Platformの管理情報の取得、登録、更新および削除をAPI経由で行うことができます。
【対象管理情報】
配信管理情報、集信管理情報、詳細ホスト情報、転送グループ情報、ジョブ起動情報
その他の追加・変更内容
その他にも機能強化や不具合修正を行っております。
詳細についてはリリースノートをご参照ください。
(2024年12月10日(火)リリース)HULFT10 リリースのお知らせ
ファイル連携ミドルウェア「HULFT」の最新メジャーバージョンとなる「HULFT10」を、2024年12月10日にリリースしました。
HULFTは長年にわたり、その高い信頼性と運用のしやすさから、業界・業種を問わずミッションクリティカルな業務を支えてきました。
メジャーバージョンアップとなるHULFT10は、これまでの技術的蓄積を礎に、クラウド時代・インターネット時代の要請に応えるべく、現代のIT環境に求められる進化を多数実現しています。
HULFT10で何が変わったのか?
- 多様化するIT環境を強力にサポート
オンプレミスだけでなく、クラウドやコンテナ環境にも柔軟に対応。メインフレームからクラウドネイティブ環境まで、あらゆる環境での安定したファイル連携を実現します。 - 転送速度の向上とz/OS環境におけるCPUコストの削減
高速・高効率な圧縮技術の採用により、従来比で大幅な高速化と、z/OS環境におけるCPUコスト削減を実現。大容量ファイルの転送でも安定したパフォーマンスを発揮します。 - セキュリティ強化で安心のデータ連携
国際基準の暗号化機能を搭載し、カード情報や取引データなど重要情報の保護機能を強化。法規制対応の負荷軽減にも貢献します。 - 運用性・管理性の向上
APIベースの統合管理機能を備え、オンプレミスやクラウドに分散したHULFT群を一元管理・制御可能に。モダンで直感的なUIにより、運用管理の負担を軽減し、IT担当者の作業効率を高めます。

HULFT10のラインナップ
HULFT10では、従来の堅牢なファイル転送技術はそのままに、新たな利用形態やユースケースに対応した4つの新製品をラインナップに追加しました。
クラウドネイティブなアーキテクチャやAPI連携、インターネット通信への対応など、現代のITインフラに求められる多様な要件を支え、さらに高いレベルでの 「システムのつながり」 を実現します。
- HULFT10 for Container Services(新製品)
Amazon ECS上でHULFTをサービスのように利用可能にする製品です。
詳細はこちらをご確認ください。 - HULFT10 for Container Platform(新製品)
Red Hat OpenShiftのコンテナ基盤上でHULFTを動作させるための製品です。
詳細はこちらをご確認ください。 - HULFT10 Smart Proxy(新製品)
クローズド環境のまま、インターネット経由での安全なファイル転送を実現するプロキシ製品です。
詳細はこちらをご確認ください。 - HULFT10 API Gateway(新製品)
複数のHULFTを、WebブラウザとREST APIの両方から一元的に管理・操作できる新たな管理製品です。
詳細はこちらをご確認ください。

主な新機能・変更点
HULFT10では、各プラットフォームにおける性能・セキュリティ・運用性の向上を目的とした多彩な機能強化を行っています。
Zstandard圧縮による転送高速化
新たな圧縮方式「Zstandard」に対応しました。Zstandardは従来の圧縮方式と比較して高速かつ高効率な圧縮性能を持ち、特にバイナリ形式のような複雑度の高いファイルに対して高い効果を発揮します。圧縮・展開の処理負荷を抑えながら、より短時間でのファイル転送を実現し、業務全体のスループット向上に寄与します。

z/OSにおけるzEDC圧縮への対応
メインフレーム環境(z/OS)においては、IBMが提供するzEnterprise Data Compression(zEDC)による圧縮機能に対応しました。これにより、z/OS内でのファイル転送時においてもCPU負荷を抑えつつ高速なデータ処理が可能となり、基幹システムにおけるパフォーマンス最適化が図られます。

FIPS 140-2準拠の暗号ライブラリを採用
HULFT10では、セキュリティ強化の一環として、米国政府標準に準拠した「FIPS 140-2」認証の暗号ライブラリを採用。クレジットカード業界のセキュリティ基準である「PCI DSS v4.0」にも対応し、金融や官公庁など、高度なセキュリティ基準を求められる業界においても、より安心してHULFTをご利用いただけます。

REST APIによる送信・配信要求の自動化
HULFT10では、Smart Proxy経由でREST APIを通じた送信・配信要求が可能となり、これまでスクリプトや運用管理ツールで行っていたファイル転送操作を、SaaSなどの外部サービスから制御できるようになりました。ジョブ管理システムやRPA、他のアプリケーションと連携し、転送プロセス全体の自動化と効率化を支援します。

セキュアなインターネット転送に対応
HULFT10 Smart Proxyにより、配信側と集信側の間で専用線やVPNを必要とせず、インターネット経由で安全にファイル転送ができるようになりました。専用ポートの開放も不要となり、クラウド連携や拠点間通信の構築・運用の負担を大幅に軽減します。これにより、より柔軟で安全なネットワーク環境が実現できます。

統合UIによる複数製品の一元管理
複数のHULFT製品をまとめて監視・管理できるHULFT10 API Gatewayにより、ユーザー体験が大きく向上しました。システム構成や転送状況、エラー情報などを統一された画面で確認したり、Web APIによる統合管理が可能となり、IT管理者の負荷軽減と障害対応スピードの向上に貢献します。

この他にも多数の機能改善・修正が行われています。詳細はリリースノートをご確認ください。
進化を続けるHULFT
このようにHULFT10は、クラウド、コンテナ、API、セキュリティといった、企業ITのあらゆる進化に対応しながら、「つなぐ」ことの価値を最大化するファイル連携基盤として進化しました。これからもHULFTは、お客様のビジネス変革を支える存在として、信頼性と性能を礎に、進化を続けてまいります。